うなぎの旬
すっかり秋になりましたね。 夏の疲れがここでどっと出てくるころかと 思います。 疲れたときにうなぎを食べると元気が出る、 というのは先人たちの知恵です。 このうなぎですが、旬があるのを ご存知でしょうか?うなぎは冬眠をする魚です。 目覚めるのが春の5月くらいからと いわれています。 そして寒くなる12月に冬眠に入ります。 5月~11月の間がうなぎを食べられる時期です。 その中でも冬眠前はたくさん脂肪分を蓄えるため 秋のうなぎは脂がのっています。 一方、春夏のうなぎは脂肪分が少なくあっさり しています。魚の旬というのは脂がのっている 時期を言うので、秋が旬ということになります。 夏のうなぎは旬ではないので、うなぎ屋さんは 閑古鳥が鳴いていたわけです。 夏はスタミナが落ちるからうなぎを食べようと 「土用の丑の日」という張り紙をしたことから、 現在の習慣に繋がっています。 今では夏にうなぎを食べることの方が 多くなっています。 栄養面においても、脂質とタンパク質が豊富で 炭水化物はほとんど含まれていません。 1食あたり脂質が43g、タンパク質が38g だそうです。脂質は多いものの、タンパク質が 1食でこれだけとれるのは優等生です。 体重50㎏の人は1日に50gのタンパク質を食べる 必要があるのですが、うなぎ1食で38g 食べられますから効率がいいです。 また、ビタミンやミネラル分が含まれており 特にビタミンAとDをたっぷり補給することが できます。 こうしたうなぎを十分に堪能できるのが 名古屋名物「ひつまぶし」 です。 ただ、うなぎを食べるだけではないというのが ポイントです。 1杯目はそのまま食べます。 2杯目は薬味を入れて食べます。 この薬味というのは「芳香性健胃薬」や 「苦味健胃薬」であり、胃の機能を高める ことができます。つまり、脂質が多いうなぎでも しっかり消化できるようにできます。 3杯目は薬味とだし汁を入れて食べます。 こうすることでサラサラと胃の中へ 入れることができます。 名古屋にはこの「ひつまぶし」を食べる名店が たくさんあります。 旬の時期を逃さず堪能したいものです。 名古屋ホテル 『 Japan Hinata 』 は市内のアクセスが良い所に立地しています。 『抗菌・光触媒』を使った光触媒コーティングが 施工されていますのでウイルス対策は安心です。 ホテルでしっかり休んで思いっきり うなぎを満喫しに行くことができます。