徳川園で紅葉を楽しむ
秋になりました。紅葉をどこで見るか?
計画を立てる頃ですね。
この美しい紅葉が見られるのは
たくさんある樹木の中で落葉広葉樹だけ
なのです。
なぜ葉っぱの色が変わるのでしょうか?
葉の中にはカロテノイドという色素と
クロロフィルという色素があります。
カロテノイドはニンジンやカボチャのように
黄色、橙、赤色をしています。
これは紫外線の刺激から植物自身の細胞を
守るために存在すると言われています。
わたしたちはニンジンやカボチャを
食べることで細胞を守っています。
クロロフィルは緑の色素で光合成に必要です。
気温が暖かく日差しが強い夏は光合成を
活発に行い、栄養分を蓄えています。
しかし、気温が低く、日差しが弱くなると
光合成が十分に行うことができません。
不要のクロロフィルは分解されてしまうのです。
そして残ったカロテノイドの色が見えてくるの
です。
光合成をしないのですから、葉っぱそのものを
維持する栄養分すらもったいなくなり切り離すの
です。
これが 落葉(らくよう) です。
日本にはこの落葉広葉樹がたくさんあり、
様々な色の葉を楽しむことができます。
徳川園は紅葉スポットとして有名です。
この徳川園ですが、尾張德川家が住んでいた
場所を日本庭園として開放したものです。
尾張様宅の大豪邸を一般の方でも見て良いよ、
ということから始まりました。
自分の家にいながら川の上流から
海へ流れる様子を堪能することが
できたのです。
季節に応じた様々な花を植えて
四季折々の景色を楽しんでいました。
徳川家らしい壮大なお屋敷です。
ここでは池と紅葉が織りなす
美しい景色が圧巻です。カメラを向けるだけで
美しい写真を撮ることができることでしょう。
德川園は栄駅から地下鉄やバスで
行くことができます。
栄駅周辺には『とんちゃん やまおか』という
無煙ロースターの焼肉屋さんがあります。
料理長が特別な時間をおいしい食事とともに
おもてなししてくれます。
そして、観光に便利なホテル
『Japan Hinata』
があります。日本庭園はたくさん歩きますから、
旅の疲れをここで癒してください。
なお、『抗菌・光触媒』を使った
光触媒コーティングが施工されていますので、
ウイルス対策も万全です。