ウイルス対策をおさらい
東京でも緊急事態宣言が解除されました。
これで、国内の移動がある程度自由になります。
感染対策はしっかりやった上で旅行をすることが
できます。
感染対策ですが、この一年間で培ってきたものが
ありますので「なんとなく」できると思うのです
が、ここでもう一度おさらいしておきたいと
思います。
ウイルスは遺伝子と殻からできています。
殻の成分はタンパク質や脂質が主で、
コロナウイルスもこれらの物質から
作られています。
コロナウイルスの遺伝子は不安定なRNAが
1本です。
わたしたち人間は安定なDNAが2本あるので、
一方が傷ついても片方からコピーを作り修復する
ことができます。
しかし、不安定なRNAが1本だとエラーが
起こりやすい上に修復ができません。
今までと違う遺伝子になって生き残って
しまったのが「変異株」としてニュースで
恐れられているものです。
殻の成分がタンパク質や脂質なので、ここを
壊してしまえばウイルスは死滅します。
アルコールはタンパク質を変性させ、
「脱脂作用」といって脂質を取り除くことが
できます。
アルコールがコロナウイルスの消毒に有効と
いわれるのはそのためです。
手指の消毒はアルコールが便利です。
揮発性があるので、アルコールを付けて
きれいにした後にまた汚い(かもしれない)
ものでふき取らなくていいのです。
感染経路は接触感染と飛沫感染と
いわれています。ウイルスがついている場所を
手で触らないことと、飛沫を飛ばさない
浴びないことを徹底すればよいのです。
ウイルスの多くは飛沫にいるのですが、
大便にもいることがわかっています。
つまり、トイレに行った後は念入りに
手を洗いアルコール消毒を行えば大丈夫です。
飛沫を薄めるために換気が大切です。
新幹線での移動は窓が開けられないのですが、
最新の換気装置がついています。
換気された空気を空調装置に取り込むことで
空気を入れ替えています。
新幹線の場合は6~8分ですべての空気が
入れ替わります。
ホテルにおいても感染対策が行われています。
『&SHARE(アンドシェア)』
『Japan Hinata』
というホテルでは『抗菌・光触媒』による
光触媒コーティングが施工されています。
これがあることによって24時間常に空気中の
ウイルスが分解除去され続けます。
アルコールによる消毒は4時間程度持続します
が、この抗菌・光触媒は24時間365日続きます。
わたしたちが旅行中にやることはアルコールに
よる手指消毒、マスクで飛沫を飛ばさず、
安全な移動手段を使い、感染対策が行われている
ホテルに泊まる、ということなのです。