Nagolog 35

感染対策をした施設を利用する

いよいよ緊急事態宣言が解除されます。

その後は蔓延防止等重点措置へ移行するそう
ですが、規制が緩まるのはうれしいものです。

一部ではまだまだ予断を許さないのだから
宣言解除なんてありえないという意見が
あります。

少しずつ日常を取り戻していけるというのは、
今までわたしたちが感染対策において
頑張ってきた証であると思うのです。

医療者にしかできない感染対策もありますが、
一般人でもできる感染対策だってあるのです。

例えばキャッシュレス決済。
どうしても現金は不特定多数の人が手で
触れるものです。かといって硬貨は洗うことが
できても、お札一枚一枚を洗うということは
現実的に不可能です。

小規模小売店では釣銭機が導入できないため、
お札を手で数えていることが多いです。

キャッシュレス決済の推進により現金を
触らなくても会計を終えることができます。

「○○ペイ」といったQRコード決済は
導入コストが低く簡単にキャッシュレス決済が
行えるため多くの店で利用されています。

こうした施設を利用すれば
お互いの感染リスクを減らすことができます。

そして、消毒薬による清拭作業が
浸透してきました。一度使ったものは消毒薬を
噴霧してペーパータオルでふき取ります。

消毒薬は4時間程度効果がありますので、
使うたびに清拭をすればいつでもきれいな
状態を保つことが可能です。

新しい技術が開発されました。

『抗菌・光触媒』です。

これは「次世代の空間除菌」と
いわれている技術です。

これを微粒子化してコーティング剤として
塗布します。

ここに光が当たると活性酸素を発生させ、
これがウイルス、細菌、カビ、臭い分子ごと
分解・除去してしまうのです。

この『抗菌・光触媒』ですが、粒子径が
大きいものを使うと表面積が小さくなって
しまうため、太陽光などのより強い光が
必要となってしまいます。

しかし、粒子径を小さくすると表面積が
大きくできるので、LEDライトのような
日常の光で十分効果を発揮することが
できます。

『Japan Hinata』


『&SHARE(アンドシェア)』

というホテルは
この『抗菌・光触媒』を使った
光触媒コーティングが施工されています。

そのため、24時間常に病原微生物や臭い分子を
分解・除去し続けることができるのです。

わたしたちはこうした感染予防対策を
している施設を利用していくことで、
感染リスクを減らすことができるのです。