感染対策をした施設を利用する
いよいよ緊急事態宣言が解除されます。 その後は蔓延防止等重点措置へ移行するそう ですが、規制が緩まるのはうれしいものです。 一部ではまだまだ予断を許さないのだから 宣言解除なんてありえないという意見が あります。 少しずつ日常を取り戻していけるというのは、 今までわたしたちが感染対策において 頑張ってきた証であると思うのです。 医療者にしかできない感染対策もありますが、 一般人でもできる感染対策だってあるのです。 例えばキャッシュレス決済。 どうしても現金は不特定多数の人が手で 触れるものです。かといって硬貨は洗うことが できても、お札一枚一枚を洗うということは 現実的に不可能です。 小規模小売店では釣銭機が導入できないため、 お札を手で数えていることが多いです。 キャッシュレス決済の推進により現金を 触らなくても会計を終えることができます。 「○○ペイ」といったQRコード決済は 導入コストが低く簡単にキャッシュレス決済が 行えるため多くの店で利用されています。 こうした施設を利用すれば お互いの感染リスクを減らすことができます。 そして、消毒薬による清拭作業が 浸透してきました。一度使ったものは消毒薬を 噴霧してペーパータオルでふき取ります。 消毒薬は4時間程度効果がありますので、 使うたびに清拭をすればいつでもきれいな 状態を保つことが可能です。 新しい技術が開発されました。 『抗菌・光触媒』です。 これは「次世代の空間除菌」と いわれている技術です。 これを微粒子化してコーティング剤として 塗布します。 ここに光が当たると活性酸素を発生させ、 これがウイルス、細菌、カビ、臭い分子ごと 分解・除去してしまうのです。 この『抗菌・光触媒』ですが、粒子径が 大きいものを使うと表面積が小さくなって しまうため、太陽光などのより強い光が 必要となってしまいます。 しかし、粒子径を小さくすると表面積が 大きくできるので、LEDライトのような 日常の光で十分効果を発揮することが できます。 『Japan Hinata』 『&SHARE(アンドシェア)』 というホテルは この『抗菌・光触媒』を使った 光触媒コーティングが施工されています。 そのため、24時間常に病原微生物や臭い分子を 分解・除去し続けることができるのです。 わたしたちはこうした感染予防対策を している施設を利用していくことで、 感染リスクを減らすことができるのです。